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つぶやき、料理、日記など

鉄腕DASHに夢中になる

ジビエ

日曜日にやってる鉄腕DASHがけっこう面白くて毎週のように見ている。番組の内容はほぼほぼDIYで、無人島で暮らしをするための道具作りだとか食材を集めて料理をしたり、栽培みたいなことをよくやっている。今日はカミツキガメを捌いてイタリアンとして調理するっていうテーマでやっていたんだけどこれがおもしろくて、かなりのめり込んで見ている自分に気が付いて「はっ」としてしまった。いま周りの人はそれ程騒いでいないのに自分だけがカミツキガメに興奮して喋くりまくっていた。いままで野球の観戦やドラマ、アイドルの歌番組などにきゃいきゃいなってしまってるミーハーおばさんを冷ややかな目でいたのに、いま自分は、カミツキガメとそれに相対した人間の「面白み」に対して素直に笑い驚き、一人で突っ込みを入れていた。三十代後半、ほぼ独り身の自分がテレビに真面目にのめり込んでいることを自覚したとき、なんだかちょっとだけさびしくなったのだった。

 

 

カニ釣りの思い出 

鉄腕DASHを観ていると自分が子供の時に虫取りをしたり秘密基地みたいなものを作ったりしていたことを思い出してしまう。昔日常的によくやったのは空き地に虫取り網を持って行きトンボやバッタを捕まえることだけど、両親、というか母親がけっこうこういうのを推奨してくれていたのでカニを採りに行ったり潮干狩りに行ったりとか、いろいろな所へ連れて行ってくれた思い出がある。

カニ取りは岩の間に隠れている小さなカニを珍味をくくりつけた針金で釣る、っていうやつで、とった後食べるわけでもなく単にキャッチアンドリリースするっていう遊びである。海の岩場にはでかいフナムシがたくさんいてそれはそれはきもちがわるかったのに、私と姉はそれでも夢中になってカニを取り続けたのである。

カニを採るコツは、捕獲しているうちに掴めてくる。針金の先に付いた餌を、岩の間のカニが隠れていそうな場所で行ったり来たりさせてみる。その匂いにつられたカニが姿を見せるので、カニが岩場から離れるのをじっと待つ。ここで気をつけなければならないのが、すぐにエサに食いつかせるのではだめということである。このタイミングで食い付いたとしてもカニはその重みと岩場へのしがみ付きでなかなか釣り上げることは出来ない。釣り上げるためにはまずカニが岩場から十分に離れること、そうしてエサにがっちり食いついたっていうタイミングでハリガネを水上へあげることだった。いったんそのこつが掴めると、カニは面白いくらいに連れた。二匹同時にかかったりとかもした。けどそんな風に最善を尽くしたとしても逃げられることもけっこうあった。外遊びっていうのはこういうのが面白いんである。タイミングがなかなか難しいこと、またカニがどこに潜んでいるか分からないこと、そうこうしているうちにフナムシが足元に近づいてくる恐れもある、ていうスリルでけっこう夢中になってカニを釣っていた。

 

カニ釣りのことを大人になってからもけっこう思い出す。周りの大人が子どもよりも熱心にそういうことにのめり込んでいるのを見た時かもしれない。結局は寝る、食う、採るみたいのは人間からは切っても切り離せない欲求なのかもしれなくて、ああいうことを無限にやっていたいと思う自分が何処かに今もいるせいだと思う。